ETC割引の中で最も身近で、お得な割引が「
ETC通勤割引き」です。
まず通勤割引の概要は、
・NEXCO東日本(東日本高速道路)
・NEXCO中日本(中日本高速道路)
・NEXCO西日本(西日本高速道路)
上記の高速道路で(東京、大阪の大都市近郊区間は割り引き対象外)・・・
1:ETCの入り口料金所をETC無線通行。
2:「
朝6~9時 /
夕方17時~20時」の間に入り口、または出口料金所を通過。
3:総利用距離が100km以内(100kmを超えた場合、100km相当分まで割引が適用)。
※従来まで利用距離が100km超の場合、通勤割引は適用されませんでしたが、2009年7月8日より利用距離が100km超の場合、100km相当分まで割引が適用されるようになりました(東京・大阪の大都市近郊区間を除く)。
上記全ての条件を満たした場合、対象区間の通行料金が「
約50%オフ」となっています。
ただし、朝、夕の割引時間帯の中で、それぞれ最初の1回(朝夕あわせて1日2回まで)しか割引されないのです。具体的には・・・
通過時間 |
割引対象 |
IN5:30⇒OUT8:30 |
○ |
IN7:30⇒OUT9:30 |
○ |
IN5:30⇒OUT6:30 IN7:00⇒OUT9:30 |
○ × |
IN5:30⇒OUT9:30 |
× |
IN5:30⇒OUT8:30 (利用区間100km超) |
× |
しかし通勤割引き時間帯に朝2回~(夕2回~)、または100km超、高速道路を利用する方もいると思います。そんな場合にETCカードを2枚以上所有していれば以下の通りお得となるのです!
◎朝(夕)に2回~高速道路を利用する場合

1回目と2回目の利用時に、別々のETCカードを使用すれば問題なく2回とも通勤割引が受けられます。ですのでETCカードが2枚あれば1日4回(朝夕2回ずつ)、3枚あれば6回(朝夕3回ずつ)通勤割引を受ける事が出来るのです!
◎通勤割引き時間帯に100km超~高速道路を利用する場合
通勤割引は「100km以内」の利用が割引き対象で、100kmを超えてしまうと利用区間全てに対して通勤割引の対象外となってしまいます。
しかしETCカードを2枚以上持っていれば、
1:ETCカード(
A)で100km以内を走行し、一旦、ICを降りる。
2:ETCカード(
B)に差し替えて再び同じICから乗る。
3:ETCカード(
B)で100km以内を走行し、ICを降りる。
上記のようにすれば100km超の利用でも、通勤割引き時間帯に最大3~4回は通勤割引を受ける事が出来るので、かなりお得となるのです!
高速道路を一旦降りるのは面倒かもしれませんが、なんせ通勤割引は「
50%割引き」ですのでかなり大きいと思いますよ。
※この方法はETCカードの名義人が同じでも問題なく可能です。ようはETCカード自体が別であれば名義人は関係ないのです。
※2008年現在、
ETC割引きは車(車載器)ではなく、ETCカードが対象となっていますので上記のような方法が可能で、特に違法行為でもありませんが、この方法はかなり広まっていますので、今後、何らかの対策が行われる可能性も否定できません。ちなみに出口で、入り口で無線通行したETCカードと別のETCカードを挿入しても出口の開閉ゲートは開きませんのでご注意をσ(^_^;)
※ETCカードを分散して使用すると、カードに付くポイントも当然、分散しますのでその点も考えましょう。
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